ダウンライト照明の外し方がわかりません、天井に付いているのダウンライトを外す方法が知りたいです!
ダウンライトがどうやっても外れないんです。ダウンライトを取り外そうとして外れなくて悩んでいる方が多いと聞きます。
このダウンライトの開け方がわからない。
ダウンライトの外し方がわかりません、むりやり回して壊しちゃいそう!
外し方を教えてください。
ダウンライトの機種によって色々な取付方法があって、外し方も種類があるよ、まず止めネジは無いのです。
それではダウンライトの外し方を説明していくよ
ダウンライトってどうやって外すの?
器具には止めているネジなどがありませんが、いったいどうやって外すのでしょう?
無理やりしたら壊しちゃいそう、落ちてこない?感電しない?。。。ああ怖い。
この記事を読まれている方はそんな方だと思います。
ご安心ください!
最後まで読んで頂ければ、ダウンライトの外し方がわかります。
ぜひ最後まで読んでください、それでは早速いきましょう。
ダウンライトにはネジがないの?
ダウンライトには止めネジが無い!?
ダウンライトを外そうと思ったけど、ネジが無い!?
なんで?回せば外れるの?
いや、ぜんぜん回らないし。。。
なんか、壊してしまいそうで怖い。。。
ダウンライトには止めネジがありません。
そして、本体を回しても外れません。
そうなんです
ダウンライトには止めネジがありません。そして、本体を回しても外れません。
無理やり回すと、器具も天井も傷つけてしまいますから今すぐ止めてください。
ダウンライトは天井の綺麗な面につくので、天井の見栄えが悪くならないように止めネジを使ってないのです。大昔は止めネジ式のものもありましたけど。今はまずありません。
ダウンライトの外し方、ほぼこの2方式(住宅用)
外し方は主に以下の2方式になります。
過去には色々なメーカーが様々な取付方式がありました、しかし近年は統一されてきました。取付けやすさや安全性、コストダウン等をしたことでどのメーカーも「そっくり」と言えるほど似た構造になっています。
名称に正式なものがないので、独自の呼称です。
取り付け爪つっぱり式、取り外し手順
電球交換式ダウンライトの殆どがこの方式です。
1、電源を切って、電球を外す
電源スイッチか、念のためブレーカーを切って電気を止めます。
電球を反時計方向に回して緩めて電球を外します。
2、反射板を外す
電球を外すと反射板を取り付けているネジが中央に見えますので緩めて外します。
ネジが無い場合は、反射板はバネで止まっています。反射板を内側から持って下側へ引っ張ると、反射板が外れます。
器具が古いとホコリや錆などでかたくなっている場合もかなり多いです、軽く上下左右にゆすってみてください徐々に振れ幅が大きくなったり外れてくると思います。
3、取り付け金具(爪)を外す
反射板が無くなると、下の写真のようにダウンライトが天井に「金具」で止まっているのが見えます。
この「金具」は2個または3個ついています。
金具は、スライド溝に通してあり。爪で溝のあるフレームに引っかかってある場合が多いです。
この金具にはクリップ式やネジ式もあります。
器具の内側から手を入れて、緩めます。
緩んだら金具を上に上げていくと金具が外れます。
4、器具を下げる
金具を緩めて、上に上げていくと、器具が下がってきます。
金具を完全に外してしまうか、器具の内側に寄せるとダウンライトは天井から外れてきます。
これで、ダウンライトは電線でぶら下がった状態になります。
板ばね方式の外し方
比較的新しいダウンライトは殆どこのバネ方式です。
電球交換できないLEDダウンライトや、上記2の反射板が外せないタイプは以下の方法です。
●両手の指でダウンライトの枠をしっかり持ってゆっくり引き下げる
数ミリ引き下げたら、指の爪をひっかけて少し力をかけて更に引き下げます。
ダウンライトが5センチぐらい引き下げたら、
幅1センチぐらいの金属製の板バネが見えてきます。これが止め金具のバネです。
このバネ(左右)を、両手の指で同時に押さえつつ器具を下にさげていきます。
ダウンライトは下に降りて完全に外れます。
これで、ダウンライトは電線でぶら下がった状態になります。
金属のバネが、天井の板を押し広げるようにしている
そのバネでダウンライトが天井にピッタリ張り付くしくみなんですね!
そう、だからネジが無いんだ、
ダウンライトを無理やり回しても外れないよ
それでも取れないダウンライトの枠
ダウンライトの枠が天井から外れないケースで、天井面(クロス面)とダウンライト枠の間にコーキング材(ボンド状の詰め物)が塗られているケースがあります。
コーキング材によってダウンライトが天井面に接着された状態になっているのです。
このようなケースはダウンライトが取り付けられた後にクロスを貼った場合などに、クロスを施工する業者さんが、ダウンライトの枠と天井面との間にできた隙間を埋めるために塗られています。
ダウンライトの枠の縁についたコーキング材をカッターで切って、クロスが破れないようにしてからダウンライトの枠を天井面から切り離すことでダウンライト本体を外すことが可能になります。
無理やり外すとクロスを破ってしまいますので、ゆっくり焦らずしっかり切ってからダウンライトを外すようにようにしましょう。
器具を元に戻すときはスキマが出来てしまうので市販のコーキング材で埋めるとOKです。コーキング材はシリコン製の防水コーキングではなく、クロス用のボンドコーク等が適切で使いやすく仕上がりが自然です。天井が白系ならホワイトが良いでしょう。
一本持っているとクロスの補修に使えて便利ですよ。
まとめ
ダウンライトの外し方は
・取付ネジは無い、本体を回しても外れない。
・外し方は主に2パターン、電球や反射板が外せるときはまず外そう。
・内側の金具やバネを緩めると、器具本体は天井から下に降りてくる。
・枠がコーキングされている場合はコーキングをカッターで切る。
ダウンライトの取りつき方を知れば意外と簡単ですね。
コツがわかれば、そんなに難しい作業ではありません。
必ず電気を切って、高いところなので落ちないように注意して作業してください。
電線の接続には資格が必要です。