人感センサー付きにするのは簡単?LEDダウンライトの交換

人が近づくと自動で点灯する照明器具って便利そう!

ウチのダウンライトも人感センサー付きに交換したい!

省エネ、電気代の節約にもなるしね!

この記事を見ているアナタは、

人感センサー付きのダウンライトに交換して便利にしたいなあ、と考えている方だと思います。

この記事はそんなアナタに

人感センサー付きのダウンライトに交換する方法や、

うまく器具を選ぶ方法やおススメの器具を、

電気のプロが案内しています。

ぜひ最後の「まとめ」まで読んでください。

では早速始めましょう!

人感センサー付きダウンライトの進化

人感センサー付きダウンライトは、白熱灯や蛍光灯の時代からありました。

残念ながら、電球の発熱量や容積の都合でデザインが無骨になることや、

通常の器具よりも暗いなどのデメリットも多くありました。

その後、光源がLEDとなった現在は、小型化され進化しました。

下の画像のように、センサーが枠に埋め込まれるようになりました。

センサー部が発光部と一体化し、

とてもシンプルでスッキリしたデザインとなりました。

これは、とても良いことですね!

器具の取り換え方法については以下の記事で詳しく説明しています。

人感センサーつきにすると何が便利?

人感センサーつきにすると何が便利なの?

メリットやデメリットは?

先にメリットを整理しておきましょう。

スイッチ操作が不要

人が近づくだけで照明が自動で点灯しますから、スイッチ操作が不要になります。

特に玄関など、

荷物を持って帰宅した時

暗い玄関で照明が自動で点灯すると

人感センサー最高!!って思います。

トイレなど、

スイッチに触る必要がなくなるので、

とても清潔です。

省エネ、電気代の節約

人が居ない時は自動で消灯します、消し忘れが無くなるので電気代のムダを防げます。

「子供が消さないのよ」イライラも解消しますよ!

トイレの照明をつけっぱなしで旅行に出てしまったりすると、日々コマメに消灯していた努力も水の泡です。

暗くなると自動で点灯、常夜灯機能も

人感センサーつき照明には、明るさセンサーがついているものもあります。

周りが

暗く(夜に)なると自動で点灯する「常夜灯」機能になっています。

外玄関などの軒下に使うととっても良いですね!

この「常夜灯」機能は、タイマーで深夜には消灯することもでき便利です。

深夜に(常夜灯が)消灯していても、人が近づけば(帰宅すると)点灯します。

旅行中に作動すれば、「自動居留守」機能となり防犯にもなりそうですね。

寿命は長くなる?

人感センサーつき器具の寿命は?

・点灯時間が短いので、寿命は長くなる!?

・点滅する回数が増えるので、寿命は短くなる!?

様々な考えがありますが、メーカーさんは「通常の器具と同じ」と答えてくれました。

寿命の心配はありません。

人感センサーのしくみを知ろう、デメリットの要因は?

人感センサー機能のメリット、デメリットや誤作動かどうか判断するためにも、作動原理を知っておくと役立ちます。

人を検知していないの!?人感センサーのデメリットの要因

はい、照明についている人感センサーの殆どは人を直接人を検知してません

はあ? ですよね。。。

生命(心拍)を遠隔検知するセンサーは高額なので、まだ一般的なものには採用されていません。

赤外線センサーで、人が発する熱の動きを検知し、人と判断しています。

人間そのものを検知しているわけではないので、一定の誤作動があります。

人感センサーの誤作動、代表例

人感センサーは熱の移動を検知して作動すると書きましたが

具体的には、気温と3~5℃程度以上の差があるモノが検知範囲内で移動すると反応する仕組みになっています。(メーカーで設定は多少異なります)

つまり、

この条件に合えば人間でなくても反応するし、

人でも条件通りにならなければ反応しないのです。

照明器具が多少誤動作したところで、大事故になるケースも考えにくいので、まあ大きな問題はないわけですけどね。

寛大な心をもって活用するのがいいですよ。

誤反応してしまう例

動物
ペット動物の犬や猫など、体温の高い動物が移動すると反応します。

自動車
人感センサーはボンネットやマフラー、排気熱にも反応するので走行中の車が近づくと反応します。
温度が高くてもしばらく停止(点灯保持時間が終了)すると消灯します。
エンジンの無い電気自動車なら反応しなくなるかもしれません。。。

エアコン等の室外機
室外機が作動し温熱を排気すると人感センサーはその熱の移動に反応します。
温度調整などで室外機が断続運転しているとそのたびに照明が反応することも。。。

浴室の窓
浴室からの音排熱が出ると検知範囲にあると反応してしまうこともあります。

反応しない例

人が静止している
人が近づいて照明が点灯した後、一定の時間の間に人が移動しないと消灯してしまう場合があります。

これはセンサーが温度とモノの移動で検知しているので移動が無くなったあと一定時間(点灯保持時間)経過すると消灯するためです。

トイレや、玄関で会話している時など、この現象が起きますね。

点灯保持時間の設定を長くするか(変更できない器具ももある)、手を振るなどの動作をすれば再点灯します。

寒い冬や真夏の暑さ
厳冬期に防寒着を着て体全体が冷え切っていて、センサーが体温を検知できないため反応しないときがあります。

また猛暑日など気温が体温レベルに近づくと、気温と体温に温度差が無いのでセンサーは反応しなくなります。

障害物
庭の植物、透明ガラス越しなど熱線を透過しないモノがセンサーとの間にあると反応しません。

点灯しっぱなしになるケース
昼間も暗い場所なので、明るさセンサーが反応し常夜灯として点灯している。
強制点灯の状態になっている。
はい、今アナタに反応して点灯しています(見ている人の勘違い)

簡単?ダウンライトを人感センサー付きにする方法

人感センサーつきダウンライトはLED化が進んだことで、小型化されました。ほとんどの機種が、通常(センサーなし)のダウンライトと同じ寸法の範囲内にあるので、

既存のダウンライトと置き換えることが可能です。

既存のダウンライトをセンサーつきにする方法を解説します。

1灯だけの場合は簡単

トイレなど、ダウンライトが1灯だけなら、同じサイズの「人感センサーつきダウンライト」に交換工事すればオッケーです。

配線をそのまま使えるので、器具の取り換えだけです。

器具が複数灯で、センサーは1つでいい場合

連動配線機能のある人感センサーつきダウンライトなら、通常の器具を子機として連動させることが可能です。

つまり、センサー付きの器具は1台だけにして、残りの器具をセンサーに連動してON/OFFさせることが可能です。

すべての器具を人感センサーつきにする必要はありません。

この場合は、以下の点をよくご確認ください

リフォームなどで既存の配線や器具を使用する場合
センサー器具は、配線の順の先頭に限ります、変えたい場合は別途配線のやり替え工事が必要です。

既存器具が調光型の場合
残念ながらセンサーと調光器の併用はできません、調光は使えなくなります。
新設するセンサー付きダウンライトで、既存の調光用ダウンライトをON/OFFだけすることが使用可能かどうか、念のため器具メーカーに確認をしましょう。
調光することを諦めON/OFFだけにするなら、大抵の場合は問題が起きませんが。

接続可能台数(接続可能電気容量)の確認
親機となるセンサーつきダウンライトには接続できる上限があります。
スイッチする能力に限界があるからです。
既存の器具のW数の合計が、この上限以内であることを必ず確認してください。

この上限を超えることは通常規模の住宅であれば少ないと思いますが、

もし上限を超えてしまう場合は、センサー器具を2台にするなど検討と工事が必要です。

おすすめの器具はコレ!

開口寸法100mm 電球色60Wタイプ

開口寸法125mm 電球色タイプ

壁スイッチで人感センサーつきにする方法

人感センサー付きスイッチ

玄関など既存の壁スイッチが近くにあり、壁スイッチを取り換えることが可能であれば照明器具は既存のまま使って、

「人感センサーつき壁スイッチ」を使えばセンサー付き照明のようになります。

照明器具を交換することなく、スイッチの交換だけで工事が完了します。

条件が合えば得策です。

チェックポイントは、

既存のスイッチの部分に下記に紹介する「センサーつき壁スイッチ」を取り付けできるスペースがあるか確認することです。

1個用スイッチを占有するので、他のスイッチと共用している場合は移設工事が必要となります。

既存の器具や使用しているLED電球が適合している。調光タイプでなければ大抵はオッケーです。接続可能台数(電気容量)は確認しましょう。

おすすめの器具はコレ!

人感センサーつきにしない方がいい場所

とても便利な人感センサーつきダウンライトですが、どこでもおススメできるものではありません。

採用したものの「思ってたように使えない」「かえってメンドウ」という方もいらっしゃいます。

そういう意見の多いのは以下の通り

居室やリビング
滞在時間の長い部屋は、手動やリモコンなどで自由にコントロールできる器具がおススメです。
人感センサーの動作で勝手に消えたり、思い通りにならないイライラになります。

家の廊下や階段
人感センサーつきダウンライトを連動させて使うととても便利に思えます。

それは共用施設のようなところであればよいのですが、

小さな一般住宅の場合は、

距離が短いので反応して点灯するまでには人が去ってしまうほうが早い!?という感じになります。
僕はおススメしていません。

賃貸住宅
大家さんが便利な照明器具としてセンサー器具を占有部に採用するケースがあります。

しかし、住む人の好みによっては

「つけっぱなしの器具に替えてほしい」という要望も多くあります。

こうなると無駄な設備投資にもなります。

通常器具を設置し、住む方が希望すれば交換工事を認めて、現状の器具を保管してもらい、退去時に現状復帰してもらうのがいいと思います。

こういった要望に応えるように、センサー機能を完全停止できる器具も出てきているようです。

まとめ

ダウンライトは器具の取替えで人感センサータイプにできる

連動させれば取り換えるのは1台だけでよい

採用のおススメ場所は玄関とトイレ

調光はできなくなる

壁スイッチ型の人感センサーもある

人感センサーは熱で反応しる、ゆえに誤作動はある

器具の取り換えは電気工事の資格が必要